ライフ・スタイルとは「どう生きるか」だ!ジェーンのケースに学ぶ

アメリカで、ライフ・スタイルというと、多くの人がダイエットの話かと思うようですが、それは大きな間違いです。

ライフ・スタイルとは、「どう生きるか」という事です。つまり、「生きる姿勢」。

勿論、不健康になるような食べ物は、改善されなければなりません。

でも、食べ物だけ変えても、立ち方、歩き方、座り方、話し方と食べ方(食べる時の姿勢とマナー)など、いわゆる体の在り方を改善し、それに伴う心の在り方まで改善しなければ、ライフスタイルを改善したことにはなりません。

食事内容の改善は、皆さんが理想とする「どう生きるか」を追求するために適した生命エネルギーの生産を促してくれる大切な方法です。でも、それで供給されたクリーンでパワフルなエネルギーをどう生かして、どういう自分づくりをしていくのか、自己を鋭く観察し、自分の中にある人生の問題を作り出している原因を克服するのでなければ、結局、元の木阿弥になるでしょう。

そうでなければ、食事療法は西洋医学のリプレイスメントになってしまいます。ここがこれらの既存の自然治癒療法が「代替療法」と呼ばれる理由です。つまり対処療法であることに変わりはないと言う事です。

自然治癒療法の本来の目的は、対処療法ではありません。(これについては、別の機会に詳しくご説明したく思います。)

この辺が、多くのヒーリングをする側とされる側に欠けている、とても大切な意識なのです。

ジェーンのケースをご紹介しましょう。

ジェーンは、18歳の時に統合失調症と診断され、様々な精神疾患用の薬を服用していました。私が初めて会ったのは彼女が42歳の時ですが、約10種類近い精神疾患薬を服用していました。

ある時

「Hi Makiko,... I wanted to speak with you briefly on the phone or in person. I got completely off all medications and felt amazing. Then  my sister and mother did EVERYTHING they could do to get put me  back on them.
After decades of intention, it‘s been devastating. 」

というメールを書いてきたのです。

簡単に訳すと「断薬に成功して、素晴らしい感覚を得たのだけど、すぐに姉と母があらゆる手を使って、私を薬に戻ってしまったの。長期にわたる努力の成果だったのに、酷い事になりました。」

電話で、ちょっと話したいんだけど?っという事でした。

話を聞いてみると、完全に断薬できていたわけではなく「95%」できていた時に、「お母さんとお姉さんの邪魔が入り、結局すべての薬に戻ってしまった。」という事でした。

さて、18歳から42歳までの、一番人生に活気がある時期に何らかの理由で徐々に増えていってしまった精神疾患薬を完全断薬ではなかったにしても、最後の5%にまで落としていく努力は大変なものだったでしょう。その努力を一瞬にして水の泡にしてしまった原因はなんでしょうか?

彼女のメールの内容に、その理由が明確に表れています。皆さんは、それがどの部分であるか分かりますか?

「...my sister and mother did...」の部分が、それを明確に示しています。

ジェーンは、自分の人生の所有者としての認識に欠けているのです。食事療法で増強された生命力を駆使して、あと一歩で完全断薬という時に、結局、挫折してしまったわけです。

何故なら、目先にあった「断薬する」ことがゴールになってしまい、「断薬する」ことで得るた生命力の使い方を学びなおす作業を怠ってしまっていたのです。

結果、自分の腹の底に今でも蜷局を巻いている黒いエネルギーの消化はなされず「...my sister and mother did...」で、薬に戻されてしまったというわけです。

腹の底に蜷局を巻いているダークなエネルギー溜めている人を日本語では「腹黒い人」と呼びます。

この、自分の「腹黒さ」が黒ければ黒いほど、自己に対する不安感は大きくなり、本来の自分を発揮できない結果になります。そして、社会、家族、そして何よりも自分が作り出すプレッシャーに対して,様々、ネガティヴな反応を起こすようになるのです。それが、過剰な負の感情(怒り、悲しみ、孤独感、妬みなど)を作り出す根本原因です。